課題説明:

アート作品を見るときに「どのような文脈で作られているか」を意識することは とても大切です。
作品を生み出す者にとっても、自分自身が求めているもの、こだわるもの、こだわってしまうものなど、
「私の文脈」を意識することで、新しい表現に挑戦しやすくなると村田は考えます。
「そんな面倒なことはいろいろ考えず、私は感覚の赴くままに描くだけだ〜っ!」という意見もあるでしょうが、それだけでは向上しにくいものです。

今回の課題では、自分で「私の文脈」を 探り、それを基に作品を作りましょう。
いつも描いている平面作品だけに限らない、自分にとって新鮮で意欲的な表現を歓迎します。

補足:

(各自、厚紙などを裁断して、文カードを自分で作成、追加補充してください。素材や色などは自由ですが、必ずノートではなくカード形式で一枚にひとつずつ書くようにしてください。
これは、本課題が薦める思考方法 「知的生産の技術」梅禎忠夫 著(岩波新書 1969)に基づいています。)
マジックなどでしっかり大きく書いていきましょう。

 「知的生産の技術」梅禎忠夫 著(岩波新書 1969)

https://www.iwanami.co.jp/book/b267410.html

補足:

文カードを書くときのコツ
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「頭の中にあるものを全て出す」

「忘れるために書く」
「できるだけ具体的に書く」
「リラックスした環境で書く」

「格好をつけずに書く」
「言葉にできないものは絵やスケッチを添える」


文カードの組み合わせが思いつかない場合、「くじ引き」のようにカードを引いて繋げるのも良いでしょう。
偶然に異質なものが組み合わされるときに、見えてくるものを受け入れる。
これは、「カットアップ」と呼ばれる方法です。

art space アートワード 「カットアップ」



ソーシャリーエンゲージド・アートについて

http://searesearchlab.org/case



7/11(火)❺講評会

二枚以上の文カードによる テーマと(文カードを繋げたもの)、
作品を展示します。

会場は Z棟一階 ゼミ室 を基本としますが、
運べない作品などの理由で、アトリエなど講評が行えるところを設定することも可能です。
プロセス、作品仕上がりなど 総合的に講評、採点します。


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村田 仁

@murajin79

 村田 仁(むらたじん)
1979年 三重県出身。被災地への安否確認を読みあげるテレビ放送を呈示する「言葉で願う夜」(’05)。クリスマスのコンビニにて詩を店内放送する「おじいさんに会いに行く、冬。」(’04)。美術館内を歩き回っては詩をその場でつくり、読み上げては鉛筆で書いてその場に置いていく「徘徊する詩"愛の前”」(’09)(「開館5周年記念展 愛についての100の物語」金沢21世紀美術館)。入ることができない蔵から朗読が聴こえてくる「蛙の国会、人の町」(’16)など、詩を行っている。
また、中高生ら参加による「声変わりの日」('10-11) 三重県立美術館。小学三年生の詩作授業を基に展示を構成する「かえるのうた Beautiful Young Generations」(’17 文化フォーラム春日井)など、詩のワークショップも多く開催。

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