更新を行なっていきます。

アトリエを廻って、頂いている質問や状況などこのサイトに更新していきます。
2018年 10月4日(木)9:00 更新。

スマホから出力する」と「アトリエを廻って」に記しました。

課題説明:

アート作品を見るときに「どのような文脈で作られているか」を意識することは とても大切です。
作品を生み出す者にとっても、自分自身が求めているもの、こだわるもの、こだわってしまうものなど、
「私の文脈」を意識することで、新しい表現に挑戦しやすくなると村田は考えます。
「そんな面倒なことはいろいろ考えず、私は感覚の赴くままに描くだけだ〜っ!」という意見もあるでしょうが、それだけでは向上しにくいものです。

今回の課題では、自分で「私の文脈」を 探り、それを基に作品を作りましょう。
いつも描いている平面作品だけに限らない、自分にとって新鮮で意欲的な表現を歓迎します。

補足:

(各自、厚紙などを裁断して、文/絵カードを自分で作成、追加補充してください。素材や色などは自由ですが、必ずノートではなくカード形式で一枚にひとつずつ書くようにしてください。
これは、本課題が薦める思考方法 「知的生産の技術」梅禎忠夫 著(岩波新書 1969)に基づいています。)
マジックなどでしっかり大きく書いていきましょう。

 「知的生産の技術」梅禎忠夫 著(岩波新書 1969)

https://www.iwanami.co.jp/book/b267410.html

追加更新(2018年 10月4日 9:00)
「文 / 絵 カード」はプリントアウトでも作成できます。

 まずは、「文 / 絵 カード」を手で描いて作成してもらいますが、思いつかなくなったり、描くのが難しいという状況の場合、プリントアウトした写真や文字をカード大に切り抜いて「文 / 絵 カード」として作成することもできます。
 この場合も、カードの表裏に 文字、もしくは絵を描き、カードとして完成させましょう。

 ふだんから、スマホに何かしらのメモや気になるものの写真を集めている方は多いのではないでしょうか。
 スマホの中のままだと、カードとして物理的に掴めないので、思考や発想をしにくいと思いますので、この課題では前述のとおりプリントアウトを薦めます。
 
 印刷自体は、洋画棟二階の「情報資料室」で可能です。
山口助手か、村田に伝えれば、課題として A4 三枚まで印刷できます。A4 一枚に写真を 四つ配置できるので、十二枚のカードができます。
もちろん、他の印刷環境で刷り出して頂いてもかまいません。刷り出しのためのパソコン作業は案内します。


文カードの組み合わせが思いつかない場合、「くじ引き」のようにカードを引いて繋げるのも良いでしょう。
偶然に異質なものが組み合わされるときに、見えてくるものを受け入れる。
これは、「カットアップ」と呼ばれる方法です。

art space アートワード 「カットアップ」


追加更新(2018年 10月4日 9:00)
アトリエを廻って、話したこと、フォローアップ。

 この課題は「自分探し」の要素もありますが、自分の人生史やルーツだけを追うことを目的とはしていません。

「自分とはこうだ!」という定義づけで、不自由になるのではなく、バラバラに発生している様々な自分の好きなもの、嫌いなもの、気になるものという「文 / 絵カード」をつなぎ合わせ、いま現在確認できる自分の文脈を作り出し、自由を獲得することが目的です。


 二週目の段階では、まだ村田が廻ることができていないアトリエもありますが、「文 / 絵カード」を見せてもらったなかで村田が反応しているのは、無意識に生まれてしまった言葉だと思います。それは何気なくアトリエの窓際に積み重ねたコーラの紙コップに似ています。
 
 自分では意識していないけれども、どうしてここに積んでいるのか、私の文脈は常に生まれています。
 今回の「作品」は、文脈から凝縮していきましょう。
そのときに、「絵」ではない、ふさわしい表現方法もあります。

 写真は 2017年の2年生のアトリエにて 村田撮影す

10/16(火)❺講評会

二枚以上の文/絵カードを繋げたものと、
作品を展示してください。

会場は Z棟一階 ゼミ室 を基本としますが、
運べない作品などの理由で、アトリエなど講評が行えるところを設定することも可能です。
プロセス、作品仕上がりなど 総合的に講評、採点します。


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村田 仁

@murajin79

 村田 仁(むらたじん)
1979年 三重県出身。被災地への安否確認を読みあげるテレビ放送を呈示する「言葉で願う夜」(’05)。クリスマスのコンビニにて詩を店内放送する「おじいさんに会いに行く、冬。」(’04)。美術館内を歩き回っては詩をその場でつくり、読み上げては鉛筆で書いてその場に置いていく「徘徊する詩"愛の前”」(’09)(「開館5周年記念展 愛についての100の物語」金沢21世紀美術館)。入ることができない蔵から朗読が聴こえてくる「蛙の国会、人の町」(’16)など、詩を行っている。
また、中高生ら参加による「声変わりの日」('10-11) 三重県立美術館。小学三年生の詩作授業を基に展示を構成する「かえるのうた Beautiful Young Generations」(’17 文化フォーラム春日井)など、詩のワークショップも多く開催。

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